2012年5月19日土曜日


現在、被災地に向けて

日本中から、世界中から、支援の手が差し伸べられています。

危機的な状況に陥っている人たちを、

決して無視しない、見捨てない、積極的に助ける、

といった活動の中に見えるものは、

間違いなく深い思いやりであり、温かい愛情です。

人間って、大したもんです。

いざとなったら、多くの人々が一体となって、
愛情と共に行動を起こし、支援の手を差し伸べる。

痛みをともに味わい、分かち合い、

ともに歩もうとする姿は、人間の素晴らしさを物語っています。

過酷な状況でも、希望を持って歩んでいこうとする力強い姿を見て、

人間にはもの凄い底力があることを、

この大震災を通じて私たちは教えられました。

そのような底力はどこから生まれてくるのでしょうか?

2012年5月17日木曜日


以下の情報は、出願公開日時点(2011年01月06日)のものです。

自動車分野 ベテラン技術者優遇求人のご案内

0001

以下に提供されるのは、例えば触媒コンバータのような排ガス処理用の汚染防止装置に汚染防止要素を実装するためのマウンティングマットである。具体的には、熱処理されたガラス繊維を含むマウンティングマット、並びにそのようなマット、及びそのようなマットを含有する防止装置を作製する方法が提供される。


0002

汚染防止装置は、大気汚染を抑制するために自動車に使用されている。そのようなデバイスは、公害防止要素を含む。汚染防止装置の代表例としては、触媒コンバータ及びディーゼルパティキュレートフィルター又はトラップが挙げられる。触媒コンバータは、通常、触媒を支持する壁を有するセラミックモノリシック構造を含有する。触媒は、通常、大気汚染を抑制するために、エンジン排出ガス中の一酸化炭素及び炭化水素を酸化させ、窒素酸化物を還元する。モノリシック構造は、また、金属製の場合もある。ディーゼルパティキュレートフィルター又はトラップは、通常、ウォールフロータイプフィルターを含み、これは、例えば多孔質セラミック材料から作られるハニカム状モノリシック構造であることが多い。これらのフィル� ��は、通常、エンジン排ガスからの煤煙及び他の排ガス微粒子を取り除く。Tこれらの装置はそれぞれ、汚染防止要素を保持するハウジング(通常、ステンレススチールのような金属製)を有する。

0003

モノリシック汚染防止要素は、しばしば、その壁厚及び1平方インチ当たりの隙間すなわちセルの数(cpsi)によって表される。1970年代早期に一般的であったのは、304マイクロメータ(12ミル)の壁厚で47セル/cm(300cpsi)のセル密度を有するセラミックモノリシック汚染防止要素である(「300/12モノリス」)。

0004

排ガス規制法が厳しくなるにつれて、モノリスの立体表面積を増加し、熱容量を減少し、圧力降下を減少するために、壁厚が低減された。900/2モノリスが標準になった。セラミックモノリシック構造は薄い壁を有するので脆く、振動又は衝撃による損傷を受けやすく、破壊されやすい。損傷を起こす力は、汚染防止装置の組立て中の手荒な取り扱い若しくは落下、エンジンの振動、あるいは粗い道路を走行することによって生じ得る。セラミックモノリスは、また、ロードスプレーとの接触によるような高い熱衝撃による損傷にも曝される。

0005

セラミックモノリスは、概して、それらを含有する金属製ハウジングより一桁低い熱膨張係数を有する。例えば、金属製ハウジングの周囲の壁とモノリスとの間の間隙は、約4mmでスタートし、エンジンが触媒コンバータモノリシック要素を25℃から最大動作温度である約900℃まで加熱するにつれて約0.33mm増加し得る。それと同時に、金属製ハウジングの温度は約25℃から約530℃に上昇する。金属製ハウジングがより小さい温度変化を経るにもかかわらず、金属製ハウジングの熱膨張係数がより高いことによって、ハウジングはモノリシック要素の膨張よりも速く、より大きい周辺サイズに膨張する。そのような熱サイクルは、通常、車両の寿命期間中に数百回又は数千回生じる。

0006

道路衝撃及び振動によるセラミックモノリスへの損傷を避け、熱膨張の差を補い、モノリスと金属製ハウジングとの間を排ガスが通過する(すなわち触媒をバイパスする)のを防止するために、セラミックモノリスと金属ハウジングとの間にマウンティングマットが配置される。ハウジング内にモノリスを置くプロセスは、また、キャニングとも呼ばれ、モノリスの周囲をマット材料シートで包む工程と、この包まれたモノリスをハウジング内に挿入する工程と、ハウジングを圧して閉じる工程と、ハウジングの横エッジに沿ってフランジを溶接する工程と、を含む。

0007

典型的に、マウンティングマット材料は、無機繊維、所望により膨張材料、有機結合剤、充填剤、及び他の補助剤を含む。ハウジングにモノリスを実装するために使用される既知のマット材料は、例えば、米国特許第3,916,057号(ハッチ(Hatch)ら)、同第4,305,992号、(ランジャー(Langer)ら)、同第4,385,135号(ランジャーら)、同第5,254,410号(ランジャーら)、同第5,242,871号(ハシモトら)、同第3,001,571号(ハッチ)、同第5,385,873号(マクネイル)、及び同第5,207,989号(マクネイル)、並びに1978年8月23日付けの英国公開特許第1,522,646号(ウッド)、並びに1983年1月26日付けの日本国公開特許昭58−� �3683号(出願特許平2−43786号明細書及び同昭56−112413号明細書)及び1981年7月10日付けの日本国公開特許昭56−85012号(昭54−168541号明細書)に記述されている。

0008

マウンティングマット材料は、長期間の使用にかけてのあらゆる動作温度範囲で非常に弾力的に保たれるべきである。弾力性とは、厚さの変化、すなわち圧縮と弛緩のサイクルの繰り返しを受けても、マットが実質的な保持力を維持する能力である。

0009

当該技術分野のマウンティングマットは、主に無機繊維(主にケイ酸アルミニウム繊維)を含有する。しかし、既成の繊維ガラス、特にSガラス、S2ガラス、Rガラス、又はEガラスは、高温での弾力性が乏しい。繊維ガラスは、比較的低量のアルミナ(10重量%より多く30重量%未満のAl)、過半量のシリカ(50重量%より多く67重量%未満のSiO)、及び少量の他の酸化物又は他の構成成分を含有する、非晶質のマグネシウムアルミナケイ酸塩繊維である。

0010

1999年9月16日付けの国際公開第99/46028号は、高温用途のためのマウンティングを調製するためのセラミック繊維の使用について説明している。高融点セラミック繊維は、酸化アルミニウムを高い含有量で有し、典型的に、約45〜60重量%の酸化アルミニウムと、約40〜55重量%のシリカを有する。

0011

2004年4月15日付の国際公開第2004/031544号は、これと反対のアプローチを説明している。国際公開第2004/031544号は、アルミナ含有量を増加する代わりに、増量されたシリカを有する繊維の使用について記述している。国際公開第2004/031544号に記述されている繊維、いわゆる溶脱繊維は、シリカ含有量を67重量%以上あるいは好ましくは90重量%以上に増すために処理されている。これらの材料は、また、比較的高価でもある。


0012

十分に弾力性があり、かつ圧縮可能で、かつモノリスと金属ハウジングとの間の間隙が広範な動作温度及び多数の熱サイクルにかけて変化することを許すマウンティングマットの必要は、なお存在する。したがって、良好な温度抵抗を有するが、マウンティングマットを含む汚染防止装置が曝される周囲温度及び動作温度で、なお機械強度を維持するマウンティングマットを提供する特定の必要は、なお存在する。加えて、このマウンティングマットを形成する際の主たる懸念の一つは、材料と性能属性の費用のバランスを取ることである。質の高いマウンティングシステムを、可能な最低限の費用で提供することが望ましい。

0013

そのようなマットを、熱処理されたガラス繊維を用いて作製できることが発見された。既成の入手可能なガラス繊維を、繊維のアルミニウム又はシリコン含有量を増やさずに使用できる。

0014

以下に、1つ以上の汚染防止要素を排ガス処理用汚染防止装置に実装するためのマットであって、そのガラス繊維の総重量に基づき10〜30重量%のAlと、52〜65重量%のSiOとを含有する熱処理されたガラス繊維を含むマットを提供する。

0015

また、触媒のための支持構造とこの支持構造を納めるケーシング、前記支持構造とケーシングとの間に配置された、上で定義した熱処理されたガラス繊維を含むマットを備えた汚染防止装置であって、繊維が、マットが支持構造とケーシングの間に配置される前に熱処理される、汚染防止装置である。

0016

更に、汚染防止装置に使用されるマウンティングマットを作製する方法が提供され、この方法は、
(i)上で定義したガラス繊維を、成形ワイヤの上に置かれる開かれた底を有する成形ボックスの入口を通して供給し、成形ワイヤの上に繊維のマットを形成する工程であり、この成形ボックスが、入口とハウジング底との間のハウジングに少なくとも一列に備えられた、繊維の凝集を解きほぐすための複数の繊維分離ローラーと、エンドレスベルトスクリーンと、を有する、工程と、
(ii)繊維分離ローラーの下及び成形ワイヤの上のエンドレスベルトの下位走行部上の繊維の凝集を捉える工程と、
(iii)捉えられた凝集がこのエンドレスベルトから解放され、ローラーに接触してローラーによって解きほぐされることができるように、繊維分離ローラーの上のこのエンドレスベルト上の捉えられた繊維の凝集を搬送する工程と、
(iv)繊維のマットを、成形ワイヤによって成形ボックスから出して移動する工程と、
(v)この繊維のマットを圧縮し、この繊維のマットをその圧縮された状態に拘束し、それによって触媒コンバータのハウジングに汚染防止要素を実装するために好適な望ましい厚さを有するマウンティングマットを得る工程と、を含む。

0017

また、汚染防止装置に使用されるマウンティングマットを作製する方法が提供され、この方法は、
(i)ガラス繊維の総重量に基づき、10〜30重量%のAlと52〜65重量%のSiOとを含むガラス繊維を、成形ワイヤの上に置かれた開かれた底を有する成形ボックスの入口を通して供給して、この成形ワイヤ上に繊維のマットを形成する工程であり、この成形ボックスが、この入口とハウジング底との間のハウジングに少なくとも一列に備えられた、繊維の凝集を解きほぐすための複数の繊維分離ローラーと、エンドレスベルトスクリーンと、を有する、工程と、
(ii)繊維分離ローラーの下及び成形ワイヤの上のエンドレスベルトの下位走行部上の繊維の凝集を捉える工程と、
(iii)捉えられた凝集がこのエンドレスベルトから解放され、ローラーによって解きほぐされることができるように、繊維分離ローラーの上のこのエンドレスベルト上の捉えられた繊維の凝集を搬送する工程と、
(iv)繊維のマットを、成形ワイヤによって成形ボックスから出して移動する工程と、
(v)この繊維のマットを圧縮し、この繊維のマットをその圧縮された状態に拘束し、それにより触媒コンバータのハウジングに汚染防止要素を実装するために好適な望ましい厚さを有するマウンティングマットを得る工程と、
(vi)この繊維のマットを熱処理に曝す工程と、を含む。


0018

成形ボックスの概略的透視図を図示。成形ボックスの概略的側面図を図示。図2に図示された成形ボックスの詳細な図。汚染防止装置の概略図を図示。

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0019

熱処理されたガラス繊維
本明細書に記載される熱処理されたガラス繊維は、ケイ酸アルミニウム繊維であり、好ましくはケイ酸マグネシウムアルミニウム繊維である。「ケイ酸(マグネシウム)アルミニウム繊維」という用語は、他の酸化物、特に他の金属酸化物の存在を排除せずに、シリコン、アルミニウム、(及びマグネシウム)の酸化物を含むガラス繊維を含む。

0020

熱処理されたガラス繊維、及び熱処理に好適なガラス繊維は、通常、10〜30重量%の酸化アルミニウムと、52〜65重量%の酸化ケイ素を含む。好ましくは、これらは、12〜27重量%の酸化アルミニウムを含む。これらの繊維は、好ましくは、1〜12重量%の酸化マグネシウムを更に含む。

0021

本明細書で使用される酸化アルミニウム、酸化ケイ素、及び酸化マグネシウムの重量百分率は、酸化アルミニウム(Al)、酸化ケイ素(SiO)、及び酸化マグネシウム(MgO)の理論上の量に基づくが、ガラスに存在する酸化物は、異なる化学組成を実際に有する場合がある。

0022

これらの繊維は、追加的に、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化ホウ素、酸化カルシウム、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される酸化物を含む場合がある。

0023

本発明の一部の実施形態では、ガラス繊維は、約52〜58%のSiOと、約13〜17%のAlと、約5〜9%のBと、約17〜21%のCaOと、約2〜4%のMgOと、約1%の他の酸化物とを含む場合がある(全ての百分率は重量百分率である)。

0024

本発明の他の実施形態では、ガラス繊維は、約63〜65%のSiOと、23〜27%のAlと、8〜12%のMgOとを含む場合がある。

0025

本発明の追加的な実施形態では、ガラス繊維は、約58〜62%のSiOと、23〜27%のAlと、7〜11%のCaOと、4〜8%のMgOとを含む場合がある。

0026

好ましいガラス繊維の具体的な例としては、熱処理されたEガラス、Sガラス及びS2ガラス、又はRガラスが挙げられる。

0027

Eガラス繊維は、通常、約55%のSiOと、約15%のAlと、約7%のBと、約19%のCaOと、約3%のMgOと、約1%の他の酸化物とを有する。

0028

S及びS2ガラス繊維は、通常、約65%のSiOと、25%のAlと、10%のMgOとを有する。

0029

Rガラスは、通常、約60%のSiOと、25%のAlと、9%のCaOと、6%のMgOとを有する。

0030

Eガラス、Sガラス、S2ガラスは、例えば、アドバンスドグラスファイバーヤーンズ社(Advanced Glassfiber Yarns LLC)から入手可能であり、Rガラスは、サンゴバンベトロテックス社(Saint-Gobain Vetrotex)から入手可能である。

0031

これらのガラス繊維は、通常、ショットがない、又はショットが本質的にない、すなわちショットを5重量%未満有する。

0032

これらのガラス繊維を熱処理することは、ガラス繊維の熱抵抗性だけでなく、弾力性も向上する。これらのガラス繊維は、そのガラスの軟化点すなわち融点より約50〜100℃低い温度以下で熱処理され得る。概して、ガラスの熱処理の最低温度は約400℃であろうが、より低い温度、例えば少なくとも300℃の低温も考慮され得る。しかしながら、より低い温度は、通常、ガラス繊維の熱抵抗性及び弾力性の望ましい増加を達成するために、ガラス繊維を熱により長く暴露することを要求する。300℃から、ガラスの軟化点すなわち融点より約50℃低い温度までの間の温度では、熱処理にかかる時間は、通常、約2分〜約1時間、例えば5〜30分であろう。

0033

熱処理に採用する温度は、汚染防止装置の運転温度より高くてもよい。

0034

本明細書で言う「熱処理されたガラス繊維」とは、汚染防止装置に使用される前に熱処理されるガラス繊維である。これらの繊維は、通常、マウンティングマットとして組み立てられる前に熱処理されるが、組立工程の間あるいは後の熱処理もまた可能であり、非膨張性マットの場合は特にそうである。

0035

熱処理されたガラス繊維は、好ましくは、非晶質であるか、又は本質的に非晶質であり、すなわち結晶質が10%未満である。好ましくは、これらの繊維は、画定された直径を有する。これらの繊維は、メルトドローイングプロセスによって作製することができる。メルトブローン又はメルトスパン繊維を使用してもよい。

0036

熱処理された繊維は、少なくとも5マイクロメートルの平均直径及び0.1cm〜15cmの長さを有することができる。好ましくは、平均直径は少なくとも6マイクロメートルであり、通常、6マイクロメートル〜14マイクロメートルの範囲である好ましくは、長さは0.3cm〜7cmである。ここで使用される平均直径及び平均長さは、重量平均を指す。一実施形態において、熱処理されたガラス繊維は、少なくとも4.0マイクロメートルの直径を有する。

0037

マウンティングマット
本明細書で提供されるマウンティングマットは、排ガスの処理用汚染防止装置に汚染防止要素を実装するために好適であり、上述の熱処理された繊維を含有する。これらのマットは、上述の熱処理された繊維のマットの総重量に基づき、少なくとも5又は少なくとも10又は少なくとも30又は少なくとも50又は少なくとも75又は少なくとも80又は少なくとも90重量%の、熱処理された繊維を含むことができる。

0038

このマウンティングマットは、また、熱処理された異なる繊維の混合物を含むこともでき、これらの繊維は、化学組成、熱処理、及び/又は寸法において異なる。

0039

これらの異なる繊維は、例えば異なる層で空間的に分離されてもよく、あるいは分離されなくてもよい。

0040

熱処理された繊維に加えて、これらのマットは、これらのマットが暴露される可能性のある排ガスの温度に耐える能力のある他の繊維を含むことができる。通常、それらの繊維は、高融点セラミック繊維及び多結晶無機繊維を含む。無機繊維材料の例としては、カーボン、炭化ケイ素、ホウ素、アルミノホウケイ酸(aluminoborosilicate)、ジルコニア、チタニアなどが挙げられる。これらの無機材料を単独で、又は少なくともこれらの2つを混合した組み合わせとして、使用することができる。

0041

セラミック繊維は、ゾルゲルプロセスから得ることができる。「ゾルゲル」プロセスという用語は、溶液又は分散液の紡績又は押し出し、又は繊維若しくはその前駆体の構成成分の粘稠な濃縮物によって繊維が形成されることを意味する。したがって、ゾルゲルプロセスは、繊維の構成成分の溶解物の押し出しによって繊維が成形される溶融成形のプロセスと対照的である。好適なゾルゲルプロセスは、例えば、米国特許第3,760,049号(ボアラー(Borer)ら)に開示されているものであり、オリフィスを通して金属化合物の溶液又は分散液を押し出し成形して連続した生の(未焼成の)繊維を形成し、それを焼成してセラミック繊維を得ることによってセラミック繊維を形成することが教示されている。これらの金属化合物は、� �常、金属酸化物にか焼可能な金属化合物である。ゾルゲル形成された繊維は、しばしば、結晶質又は半結晶質であり、当該技術分野で多結晶質繊維として知られている。このゾルゲルプロセスによって繊維を形成するための金属化合物の溶液又は分散液の例としては、米国特許第3,709,706号(ソーマン(Sowman))に開示されているような、コロイダルシリカを含有する、ジルコニウムジアセテートのような酸素含有ジルコニウムの水溶液が挙げられる。追加的な例としては、塩基性酢酸アルミニウム水溶液のような水溶性又は分散性のアルミニウム化合物及びホウ素化合物の水溶液、又は、シリカのコロイダル分散液と水溶性又は分散性のアルミニウム化合物及びホウ素化合物との混合水溶液を含む2相システムが挙げられる。 ゾルゲルプロセスによって作製できるその他の代表的な高融点金属酸化物繊維としては、高融点金属、耐熱金属としては、ジルコニア、ジルコン、ジルコニア−カルシア、アルミナ、アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムなどが挙げられる。そのような繊維は、追加的に、酸化鉄、クロミア、及び酸化コバルトのような多様な金属酸化物を含有することができる。

0042

セラミック繊維としては、ムライト、アルミナ、高アルミナのアルミノケイ酸塩、アルミノケイ酸塩、ジルコニア、チタニア、酸化クロムのような多結晶酸化物セラミック繊維が挙げられる。セラミック繊維は、通常、高アルミナの結晶質繊維であり、約67〜約98重量%の範囲の酸化アルミニウムと、約33〜約2重量%の範囲の酸化ケイ素を含む。これらの繊維は、例えば、3M社(ミネソタ州セントポール所在)の「ネクステル(NEXTEL)550」(登録商標)、ダイソングループPLC(英国シェフィールド所在)の「サフィル(SAFFIL)」(登録商標)、三菱化成(東京都所在)の「マフテック(MAFTEC)」(登録商標)、ユニフラックス社(ニューヨーク州ナイアガラフォールズ所在)の「ファイバーマックス(FIBERMAX)」(登録� �標)、及びラス社(Rath GmbH)(ドイツ)の「アルトラ(ALTRA)」(登録商標)として市販されている。

0043

好適な多結晶酸化物セラミック繊維としては、更に、アルミノホウケイ酸塩繊維が挙げられ、このアルミノホウケイ酸塩繊維は、好ましくは、約55〜約75重量%の範囲の酸化アルミニウムと、0以上約45重量%未満(好ましくは0以上44重量%未満)の範囲の酸化ケイ素と、0以上約25重量%未満(好ましくは約1〜約5重量%)の範囲の酸化ホウ素とを含む(理論的な酸化物基準で、それぞれAl、SiO、及びBとして計算される)。

0044

これらのアルミノホウケイ酸塩繊維は、好ましくは少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも75重量%、及び最も好ましくは約100重量%が結晶性(すなわち結晶質繊維)である。アルミノホウケイ酸塩繊維は、例えば3M社から「ネクステル(NEXTEL)(登録商標)」312及び「ネクステル(NEXTEL(商標))」440として市販されている。

0045

ゾルゲルプロセスによって得ることができるセラミック繊維は、通常、ショットがないか、又はショットが非常に少量であり、通常、セラミック繊維の総重量に基づき1重量%未満のショットを含有する。また、これらのセラミック繊維は、通常、1マイクロメートル〜16マイクロメートルの平均直径を有し、例えば、5マイクロメートル以上の平均直径である。好ましくは、これらのセラミック繊維には、3マイクロメートル未満の直径を有する繊維はないか、又は本質的にない。ここで言う「本質的にない」とは、そのような小径の繊維の量が、繊維の総重量の2重量%以下、好ましくは1重量%以下であることを意味する。

0046

マウンティングマットは、生体溶解性繊維を更に含有する場合がある。本明細書で使用する時、「生体溶解性繊維」は、生理学的媒質又はシミュレートした生理学的媒質内で分解性の繊維を指す。生理学的媒質は、例えば動物又は人間の肺等の気道内に典型的に見出される体液を含むが、これに限定されない。本明細書で使用する時、「耐久性」とは、生体溶解性でない繊維のことを指す。

0047

2012年5月15日火曜日


カシオ Gショック CASIO 腕時計 DW6900SN-7

カシオ Gショック CASIO 腕時計 DW6900SN-7タフネスを追求し進化を続けるG-SHOCKから、文字板がメタリックに輝く「Metallic Colors(メタリック・カラーズ)」が登場。…

2012年5月11日金曜日


約1年前の、昨年1月21日、松井証券からニュースリリースが出されました。

これが事件の始まりでした。

【先物・オプション取引】ロスカット口座の導入および取引機能の改善について
~ロスカット口座開設者の建玉上限が日経225先物:500枚、日経225mini:5,000枚へ拡大~

 

このリリースの中身をチェックしてみましょう。

『次期デリバティブ売買システム「J-GATE」の稼働に合わせ、大手ネット証券で初めて

先物・オプション取引において、ロスカット口座を導入』・・・・・①

『損失を一定の範囲内に抑えることが可能』・・・・・②

『ロスカット口座の導入に合わせて、「大口で取引したい」というお客様のご要望にお応えし、

先物・オプション取引における建玉の上限を拡大』・・・・・③

ラージ先物 100枚から500枚

ミニ先物 1000枚から5000枚

225オプション売り建て  200枚から300枚

225オプション買い建て 1000枚から10000枚

(左が通常口座の場合、右がロスカット口座を開設した場合)

 

『今後も取引時間の延長が見込まれることから、先物・オプション取引における

24時間体制でのリスク管理の重要性がさらに増していく』・・・・・④

『「J-GATE」では、これまでの先物・オプション取引における注文方式と異なり

多様な注文形式を組み合わせる必要がありますが、松井証券では、個人投資家の

利便性を考慮し、独自のシステム開発により、個人投資家が使いやすい注文方式で

2012年5月9日水曜日


宮田加久子著『きずなをつなぐメディア-ネット時代の社会関係資本』NTT出版〔2005〕
(レビュー)

 本書は、ソーシャルネットワーク論ないし社会心理学の視点から社会関係資本を分析したものである。この立場からみると、社会関係資本は「個人間や組織間のネットワークに埋め込まれた資源」とみなされる。同じ立場から社会関係資本を分析した研究者として、ナン・リン(Nan Lin)があげられている。彼によると、社会関係資本には、①社会構造に埋め込まれた資源(構造的側面)、②個人による資源へのアクセス可能な社会的ネットワークを持つこと(機会的側面)、③目的を持った行動における個人による資源の利活用(行動志向的側面)という3つの要素が含まれている。②は①によって規定され、③は②によって規定されるという関係がある。


 本書では、社会関係資本を「信頼や互酬性の規範が成り立っている網の目状の社会ネットワークとそこに埋め込まれた社会的資源」と定義している。この定義には、3つのキー概念が含まれている。第一に「社会ネットワーク」(人、集団などの相互間で形成される網の目状の関係性の広がりの総体)、第二に「信頼」(特定他者に対する個別的信頼と一般他者に対する一般的信頼からなる)、第三に「互酬性の規範」(一般化された互酬性と、何かをしてくれた人にお礼をする特定的互酬性からなる)である。


 本書では、①インターネット(とくにオンラインコミュニティ)への参加が社会関係資本の形成にどのような影響を及ぼしているのか(第2章)、②オンラインコミュニティにおいてどのような資源が提供されているのか、とくに橋渡し型の社会関係資本の特徴である一般化された互酬性の規範と信頼がどのように形成されているのか(第3章)、③インターネットで補完される社会関係資本の効果(個人レベルでは精神的健康と消費者行動、社会レベルでは市民参加とエンパワーメント)はどのようなものか、意図せざる負の効果としてのデジタルデバイド(社会関係資本の格差拡大)の可能性はどうか(第4章)、が先行研究のレビューと独自調査研究を通して詳しく検討されている。それぞれについて、簡単に紹介しておきたい。

< p>
<インターネットでつながるきずな>

2012年5月8日火曜日


■鬼門!PPC広告のネット集客塾  080121配信■

こんにちは、金島弘樹です。

まもなく、PPC広告のコンサルティングサービスを
開始します。
PPC広告pro - コンサルティングサイト

30名限定で、コンサルを開始しますが、
2月の後半より、All About認定のITコンサルタントとなりました。

これにより、さらなるブランディングと情報収集ができるかと思います。

また、クライアントになっていただいて皆様には
少しずつですが、オフィシャルサイトのAll About でリンクを載せて
サイトパワーをあげてみるつもりです。

当然、私のサイトもヤフービジネスエクスプレスに申請しますが、
弱いリンクを沢山はるよりも、強いリンクを何本か通すことのに今の
SEO対策は意味があります。

少しでもよいアフターフォローができればいいですね(笑)

2012年5月6日日曜日


■□相談内容 

位置指定道路を通行する権利について教えてください。
相談したい土地の状況は、
南側が4m公道・北側が4m私道(位置指定道路)に面した
規模約700平米・ほぼ正方形の土地です。
北側私道との間にはブロック塀があり、私道の共有持分もありません。

今までは、南側公道のみの利用で一筆全体を使用していたのですが、
今、漢字の「田」の形に4分割で分譲できないか検討しています。
  
この場合、北側の2区画は北側私道を利用するしかないのですが、
持分もない他人の私道を利用するには
どのような手続きが必要になるのでしょうか?教えてください。



□■アドバイス:1

地役権(民法)を考えたらいいと思います。
ある土地の便益(便利で利益があること)のために
他人の土地を利用する権利のことです。

   通行地役権
   (他人の土地を通行できる)
   特徴として必ず二つの土地が出てくる要役地
   (地役権の存在によって便益を受ける土地)
   必ずしも隣接する必要はありません承役地
   (地役権によって負担を受ける土地)   

登記までは難しくとも、覚書を作成されたらいかがでしょうか。
(ハビット・小谷さん)



□■アドバイス:2

2012年5月5日土曜日


ペルソナ・セグメンテーション

リアルなターゲット描写と定量的な市場規模推定

アウトプットの解釈

 ペルソナセグメンテーションでは、大きく分けて2つのアウトプットが作成されます

 1.各ペルソナのプロファイル(ペルソナ基本文書)
 2.ペルソナの市場規模の算出結果

2012年5月3日木曜日


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今年はすでに5割以上がバテ気味!? 日本人の"夏バテ事情"アンケート
(via ガジェット通信)
[image: 夏バテに関するアンケート/メディアインタラクティブ] 節電の夏、うだるような暑さもあと少しといったところですが、そろそろ夏の疲れを感じている人も多いのでは? メディアインタラクティブ …
年がら年中バテてるから夏バテとかよう分からん。

うつ病が血液検査で診断可能に、血中タンパク質の構造パターンがカギ
(via GIGAZINE)
by canonsnapper うつ病の診断は、これまで患者の自己申告を元に医師の見立てによって病名を定めるという主観的なものでした。しかし広島大学の研究グループが発見したうつ病患者に特有の血中 …
凄い。

旅人としては勧めたい、純粋で優しい人々に囲まれたナイジェリア旅行記
(via GIGAZINE)

紺とクリーム色の113系電車が8月31日で見納めだそうですよ!
(via ギズモード・ジャパン)
紺とクリーム色に塗装された113系電車の色って、「ヨコスカ色」って言うんですね。鉄道ファンの間では、更に短くして「スカ色」と呼ばれているそうです。その「スカ色」の113系電車が引退することになり …
まじかー! もう走らんのかー。

ニンテンドー3DSに配信されるファミコンソフト判明、アンバサダー・プログラム向け
(via GIGAZINE)
任天堂が8月11日から同社の最新ゲーム機「ニンテンドー3DS」を従来から1万円値下げした1万5000円で販売開始したのに合わせて、8月10日までにニンテンドー3DSを購入してしまったユーザーに対す …
超名作のレッキングクルーが…!

ケバブ専門店が謎の大爆発、建物が全壊し2名が死亡
(via GIGAZINE)
深夜2時ごろ、突如イギリスのケバブ専門店が大爆発を起こし、建物が全壊。がれきの下から2名の遺体が発見されるという事件が発生しました。 Body found in… *続きを読む…* …
上野のモーゼスさんは大丈夫ー!?w

ハリケーン・アイリーン NYの街から人が消えた時(動画あり)
(via ギズモード・ジャパン)

ボランティアが被災者の自立を阻害する!?~震災5か月後のボランティアのあり方を問う
(via ガジェット通信)
[image: つぶやきかさこ] 今回はかさこさんのブログ『つぶやきかさこ』からご寄稿いただきました。 *■ボランティアが被災者の自立を阻害する!?~震災5か月後のボランティアのあり方を問う* 無 …

2012年5月2日水曜日


マーケティングとは?
10分でわかるマーケティング入門


●マーケティングの入門講座

S&T代表の無料マーケティング基礎講座へようこそ! まずは基本をしっかり抑えておきましょう。

 

「マーケティング」と聞いて、何をイメージされますか?

「マーケティング」という言葉は色々な誤解を生みます。「マーケティング」のイメージを聞くと、こんな答えが返ってきます。

・市場調査(マーケットリサーチのことか?)
・広告をつくること(マーケティングの一部だが全部ではない)
・POPやカタログを作ること(同上)

などです。定義の問題ですので、「マーケティングはそういうものだ」と定義されるのは別に構わないのですが、ストラテジー&タクティクスはこう考えます。

 

マーケティングとは?

マーケティングとは、「お客様に価値を提供してお金をいただくこと」、だと。シンプルですね。難しい単語もありません。これだけです。ただ、さすがにこれでは具体性に欠けるので、どういうことか、説明していきましょう。

マーケティングで知っておくべき言葉・概念はそんなに多くありません。

マーケティングの基本用語
 1) ベネフィット
 2) 差別化と強み
 3) セグメンテーションとターゲティング
 4) 4P

これくらいの言葉を抑えておけばほぼ大丈夫でしょう。それぞれの言葉は、全く難しくありません。試験にありがちなそれぞれの言葉の意味を説明できるだけだったら、10分でできるようになります。それぞれの言葉をそれぞれに知っている方は多いでしょう。というかマーケティングをやったことのある方はまずご存じでしょう。しかし、関連づけて理解されている方は非常に少ないと思います。この4つの概念は、実は全部つながっているのです。

では、基本用語を説明して行きましょう。

 

●基本用語その1:ベネフィット


お客様があなたの商品を買うのは、商品自体が欲しいのではありません。商品がお客様にもたらす何か良いこと、それを買っているのですノ。

ドリルを買うのは、ドリルという器具ではなく、穴が欲しい

コーヒーを飲むのは、黒くて苦い液体ではなく、リラックスや眠気覚ましが欲しい

高級車を買うのは、1t の精密機械ではなく、見栄がはりたい

ゴルフクラブを新調するのは、金属の棒が欲しいのではなく、飛距離や良いスコアが欲しい

お客様が欲しい、何か良いこと、問題解決、なのですね。

お客様は、あなたの商品が欲しいわけではなく、自分にとって良いことが欲しい。当たり前のことですが、ついつい忘れがちなことです。

つまり、これが先ほど申し上げた、「お客様に価値を提供してお金をいただく」の、「価値を提供」という部分です。

「穴」「リラックス」「見栄」「スコア」がそれぞれ価値なのですね。

では次の基本用語に行きましょう!

 

●基本用語その2:差別化と強み

お客様に価値を提供すれば買ってもらえるかというとそうもいきません。その価値を提供しているのはあなただけではないからです。競合が存在します。その競合商品よりも、あなたの商品の方が高い価値を提供し、それをお客様に納得していただく必要があります。

競合商品と全く同じであれば、安い方を買うでしょう。あなたがコストリーダーであればそれでも良いかもしれませんが、これはなかなかきつい話です。価格競争力を持つのは素晴らしいことですが、価格だけで勝負すると、体力勝負になってしまいます。天下のマクドナルドだって、価格だけでは勝負していません。英会話教室のシェアトップ、NOVAも低価格だけではやっていけなくなり、値上げしました。